イメージ 1さわらびの道は、緩やかな上り坂で、
宇治神社から少し上ると「源氏物語」
宇治十帳の早蕨(さわらび)の古跡があります。







イメージ 2この古跡の直ぐ先に、宇治上神社の鳥居があります。
堂々とした「世界文化遺跡」の石碑が
建てられています。







イメージ 3鳥居に掲げられた額には読み辛いですが「離宮」と書かれています。
この地は、菟道稚郎子(うじのわきいらつこ)の離宮「桐原日桁宮(きりはらのひげたのみや)」の旧跡であったことから、宇治神社とあわせた二社を
「離宮明神」と称されていました。
額の「離宮」は、その名残かと思われます。


イメージ 4宇治上神社の入り口には、小さな池があって石の橋が架かり、古刹を思わせる門構えになっています。
この池には宇治七名水の一つ「桐原水」が流れ込んでいます。






イメージ 5門を入ると正面に寝殿造り拝殿が、
風格をかもし出しています。
鎌倉時代前期に建立され、国宝に指定されています。







イメージ 6拝殿の右横には、「桐原水」の建屋が
佇んでいます。
「桐原水」は、湧き水というより小川のように結構な勢いで流れ込んでいます。







イメージ 7拝殿の右奥の岩は社の旧跡が、踏み荒らされないように置かれたものです。











イメージ 8拝殿を回り込むように進むと、一段高い所に本殿があります。
本殿は、日本最古の神社建築で、
平安時代後期に建立されたものです。
祭神は、左殿(向かって右)に菟道稚郎子命、中殿に応仁天皇、右殿(向かって左)に仁徳天皇が祀られています。




イメージ 9本殿の右横の岩は、元は何かしらの社の跡です。









イメージ 10岩の右隣には鎌倉時代に建立され
国の重要文化財に指定されている
春日神社が祀られています。








イメージ 11春日神社の右隣には住吉社が祀られています。













イメージ 12住吉社の右隣には香椎(かしい)社が
祀られています。

















イメージ 13本殿の左側には厳島社が祀られています。


















イメージ 14厳島社から奥まった所に武本稲荷社が
祀られています。














イメージ 15武本稲荷社


















イメージ 16宇治上神社を出て右手に向かうと直ぐに、「源氏物語」宇治十帳の總角(あげまき)の古跡があります。
ここから仏徳山の登山口になります。







イメージ 17登山道の紅葉は一部で鮮やかに染まっていたり、まだ緑で残っていたりとまばらでした。








イメージ 18仏徳山は、標高131.6mの低い山で
宇治上神社からだとゆっくり景色を楽しみながら歩いて20分もあれば山頂に着きます。
この山の中を宇治発電所の導水路が貫通しています。
頂上直下に展望台があって、平等院が望めます。



イメージ 19宇治橋から男山、京都西山を望む。










イメージ 20一応三角点を押さえてから下山します。

明日は橋寺放生院へ向かいます。